なんといっても、安定した収入および安定した生活が魅力であるのがサラリーマン。
とはいえそのぶん、いろんな面で会社の規定に従わなければならなかったり、一定以上の収入向上は見込めなかったりするというケースが通常です。
そんなサラリーマンが起業する場合、2パターンの方法があります。
・サラリーマンを辞めて起業
現在働いている会社を辞め、新たに会社を立ち上げるという方法です。
この方法を選んだ場合、会社の立ち上げ作業や、新しい会社の業務に集中しやすくなります。
ただしサラリーマンを辞めると、それまで得ていた収入がなくなってしまいます。
通常は起業してすぐに一定の利益が出るというケースは少なく、ある程度は支出ばかりが増えていくというケースが大半のようです。
そのためある程度は無収入でも仕事に集中できるよう、生活および会社運営のための資金は、在職中にある程度貯めておくというのが一般的です。
・サラリーマンを続けながらの起業
サラリーマンとして現在の仕事を続けつつ、週末などの休日に行う副業として起業するという方法です。
あくまで副業であるため、起業する会社のために使える時間が限られてきてしまいます。
ですが現在得ている収入をそのまま得続けることができることから、なんといっても収入面の安定が魅力でしょう。
ただしこの方法を選ぶには、大前提で「会社側が副業および在職中の起業を認めている」ということが必要となってきます。
多くの日本企業では正社員が副業をすることに抵抗があるというところもまだまだ少ないようです。
また会社によっては副業を認めていても、認められている職種に規制があったり(会社としての情報流出や不利益発生を防ぐため同業は禁止、会社としてのイメージダウンになるような業種は禁止、など)、副業の労働時間に規制があったり(会社として休日としている日のみ副業OK、など)のようなケースも存在するので、自分の会社の規定をチェックしましょう。