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ホストクラブを選ぶなら気楽なお店がイチバン!

初めて訪れるホストクラブでは、様々なホスト達が、皆さんをウェルカムしてくれるとは思いますが、その中でも私がおすすめなタイプ別ホストとしては、お客様を「楽な気分にさせてくれる」ホストたちを推しています。 皆さんが、気を許すことができる人たちの存在は、お気楽にホストクラブを訪れることができるポイントにもなるでしょう。 初回として、ホストクラブを訪れると、まず服や本などと呼ばれる、ホストたちのカタログBOOKのようなものを受け取ることができます。 その中から気になったホストたちを、指名して行くのですが、カタログの写真では、とてもカジュアルな雰囲気に見えたホストであっても、実際に会ってお話ししてみると、とても威圧感を感じてしまったり、会話がちぐはぐに噛み合わないようなホストたちも大勢います。 ホストクラブなどに通うことに慣れていないからと言って、初回に指名したホストを次回からも指名する必要などは一切ありません。 無理して、お金を払って、気の合わないホスト達に会う必要はないのです。 皆さんの心をほっとさせてくれるような、ホストたちとの時間を楽しめば良いのですから、ホストクラブに通い慣れていないというようなことで不安を感じている方々は、自分自身が気を楽にできるホストを選びましょう。

パステル調のフラワーアレンジ術

パステル調のかわいらしいガーベラでや、バラの花カーネーションなどといった淡いトーンを統一させた組み合わせは、ギフトなどに喜ばれるフラワーアレンジメントとなります。 強い印象を残すのは、強いトーンの色彩ではありますが、一般的なギフトなどとして、プレゼントされるような場合は、淡いトーンのパステル調のフラワーアレンジメントが、万人受けするという意味でも良いかもしれませんね。 また、強い色調のアレンジには、見られないリラックス効果といったものもパステル調のアレンジには感じる取ることができます。 ふんわりと優しいパステルトーンが、プレゼントされた側の気持ちを解きほぐし、柔らかな印象を与えるフラワーアレンジメントとして受け入れられるでしょう。 フラワーデザインの中で、色調というのは大変重要な部分を占めています。 セレクトする色味によっては、ギフトとしてのブーケ花束のアレンジメントが、ちぐはぐなメッセージを伝えてしまう可能性もあります。 パステル調のアレンジメントは、ファジーな色合いからメ、ッセージ性が若干薄れるところもメリットとして考えられています。

古本屋にあった落とし物5

これは知り合いから聞いた話です。その方の目線になって書き綴っていきたいと思います。 黒マントのおじさんが、店内で立ち読みをした後に、みつけた忘れ物(贈り物のハムらしき包み)は、来週、交番に届けられる予定です。 店主から、古本屋の休日は、私が週に2日休みを取れれば、好きな曜日をお店のお休みにして良いと言われているので、今週は土日をお休みにしようかなと予定しています。 「不定休」ってやつですよね。世の中は、ウィークデイとウィークエンドなどに仕分けられ、ウィークデイには多くのサラリーマンたちは、理不尽な満員電車に揺られ、大抵の人々が、自宅を離れ都会へ出勤していきます。 闘うサラリーマンなんて言葉が、日本社会で使われる事がありますが、この古本屋の奥すみから、外の風景をながめていると、商店街に行き交う人々は平和そのものです。 ですが、平和な世の中だけではない現実があるんですよね。 現実とはいかに・・・、と、昼食を取って満腹な午後には、時々、そんな疑問を自分に問いてしまいます。きっと、こんな時間がもてる事が、一番幸せな事なのかもしれません。2階の喫茶店から、コーヒーの香りが降りてくると、コーヒーを1杯も飲まずに、幸せでいられる自分に、幸せ者の烙印でも押そうと、あくびをしながら背伸びをしていたら、店内に誰か入ってきました。 一瞬、目が合うと、久しぶりに現れた店主でした。 「オーナー、お疲れ様です。」と声をかけると、贈り物のハムはどうした?と聞いてきました。「贈り物のハムかどうかは、分かりませんが、まだ、取りに来ません。念の為、私の冷蔵庫に入れておきました。」と答えると、満面の笑みを浮かべながら、「合格」と言います。 私が、ポカンとしていると、忘れ物帳を眺めながら、店主が「黒マントは、ワシだよ。君のバイトの研修期間は、今日までだったよな。来週から、正社員として、採用させてもらいたいけれど、どうかな?」と言うのです。 私は、バイトでも、正社員でも、住居が構えられて、ご飯が食べられれば十分だったのですが、店主が「採用だ。」と言うのであれば、ありがたく「ご採用頂こう。」と思いました。 店主曰く、私が、きちんとお店の規律を守れるかを覆面審査したかったのだそうです。お店にほとんど居ない店主が、お店を任せたいと思う人を見極める為に、いつもこのようなシークレット審査を行っているのだそうです。 「他にも、従業員さんがいるのですか?」と聞いてみると、「ご想像にお任せします。」との返答でした。 ご満悦な店主を背に、私はさっそく、店主が置いていった紙袋の中身を確かめるべく、バックヤードの冷蔵庫へ向かいました。

古本屋にあった落とし物4

これは知り合いから聞いた話です。その方の目線になって書き綴っていきたいと思います。 今週はじめに、贈り物のハムらしき紙袋を、店内に忘れていった黒マントのおじさんを待ちわびる店番の日々です。 店主から、貴重品以外の忘れ物は、1週間、店内にて保管したら、交番に届けるよう申しつけられています。 タイムリミットまで、半分を切りました。来週の頭には、交番へ届けるような流れとなります。今日も、なかなか、お客さんのこない店内で店番をしています。 相変わらず、扉が開けっぱなしの出入り口から、商店街の喧騒が聞こえてきます。古本屋の2階は、喫茶店になっていて、豆を焼いたり、挽いたりするコーヒーの良い香りが、風向きによっては、店内を漂います。 こんな香りを嗅いでいると、コーヒーを飲んでいないのに、コーヒーを飲んでいるような気分になって、お得だなぁといつも思います。 古本屋でバイトをしている事を、友人に話すと、さぞかし本が好きなのだろうと思われがちですが、読書はそこそこ程度で、時間つぶしに店内の本を読む程度であります。 最近は、いつもお昼に持参する玄米ご飯を発芽させる「発芽玄米」とをテーマにした、書籍にはまっています。私のお昼の昼食が玄米であるのも、このバイトをはじめてから、一番最初に暇つぶしに手に取った、「粗食」がテーマの書籍に興味を覚えたからです。 粗食歴が浅いので、現在、店内のバックヤードの冷蔵庫に保管されている忘れ物の贈り物のハムらしき包みが気になってしまう、食いしん坊な私ですが、贈り物のハムって贈り物として頂くと、ほんと幸せな気持ちになりますよね。 あの黒マントのおじさんは、誰に贈り物のハムを贈るつもりであったのでしょうか? そんな事を考えていると、店番をしながら船を漕いでしまう古本屋の店番です。zzz

古本屋にあった落とし物3

これは知り合いから聞いた話です。その方の目線になって書き綴っていきたいと思います。 今週のはじめに、来店した黒マントのおじさんが、紙袋を店内に忘れてから3日目になります。店主からは、店内に忘れものを発見した時は、「忘れ物帳」に記入して、1週間、店内にて保管するように言われています。 例外としては、「お財布」と「携帯電話」などの貴重品に関しては、忘れ物帳に記入後、お店を一旦、閉めて「すぐ戻ります」プラカードを、出入り口に出して、鍵をかけてから駅そばの交番に届けるように指示されてました。 お店を開けるのも閉めるのも、私1人なので、お店の鍵は、店主から管理するよう渡されております。 幸い、今まで、忘れもの自体が、店内にみつからなかったので「忘れ物帳」は、空白でしたが今週はじめに、黒マントのおじさんが、贈り物のハムと書かれたメモの入った紙袋と包みを置き忘れたようなので、ようやく「忘れ物帳」の出番がやって参りました。本件の事で、私は、「忘れ物帳」の欄を1つ増やして、忘れ物をしたであろう人物の容姿を書く欄を増やしておきました。 今回は、「初老?」「中年?」とし、「男性」「黒ハット」「黒マント」と記入しておきました。本来は「黒コート」と書くべきでしたが、なんとなく「黒マント」と書いてみました。 黒マントのおじさんは、昨日も現れませんでした。 包みの中身は、贈り物のハムかどうかは、分からないのですが、とりあえず常温保管ではなく、バックヤードのすっかすかの、私専用の冷蔵庫に保管する事にしました。 贈り物のハムは、食品である事から万が一の万全を期しておきました。本日も、店内も商店街も平和であります。 玄米とシャケと梅干しのお弁当に、コンビニの味噌汁カップの昼食をとりながら、冷蔵庫の忘れものが、本当に贈り物のハムだったらな・・・、美味しいおかずになるなぁ、などと考えながら店番の午後に備えました。

古本屋にあった落とし物2

これは知り合いから聞いた話です。その方の目線になって書き綴っていきたいと思います。 古本屋のバイトを始めてから、あまりにも暇なので、毎日、日誌のようなものをつける事にしました。 昨日、午前中のお昼前に来店した黒マントのおじさんが、「贈り物のハム」と書かれたメモと紙袋を、店内に忘れていったようです。実際は、黒マントのおじさんが、紙袋を持っている姿はみかけていなかったので、黒マントのおじさんが忘れていった忘れ物なのかどうかは、不明であったのですが、時系列から探っていくと、どうもやはり、あの立ち読みしていた黒マントのおじさんが、犯人であろうと断定できるのではないかと考えています。 今日も暇な古本屋の店番が始まりました。昨日の忘れものの紙袋の件は、オーナーに連絡をしてみたところ、店内の忘れものは、レジ下の棚の「忘れ物帳」に日付と時間を書き込んで、どの辺りに置いてあったかの記録を残すように、など電話で指示を受けました。店主は、ほとんどお店には顔を出さないので、全て電話確認となります。 電話の向こう側の店主は、時にゴルフ中であったり、時に飛行場であったり、いったいどこで何をしているのか見当もつきません。忙しい人である事は間違いないようですが、電話をすると、たいがい3コール目あたりで出てくれるので、何か問題が発生しても安心して店番をする事ができます。 私はさっそく、昨日の贈り物のハムの忘れものを、「わすれもの帳」に書き込みました。紙袋内のメモには、「贈り物のハム」と書かれているけれども、実際は、厳重に包装されていて中身が確認できないので、贈り物のハムセなどであるかは不明でありました。 そこで、内容の欄には、「紙袋と包み」としか記入しませんでした。

古本屋にあった落とし物1

これは知り合いから聞いた話です。その方の目線になって書き綴っていきたいと思います。 近頃、古本屋のバイトを始めました。 最寄駅から数分の古い日本家屋の一階で、平日の昼間から誰も居ない店内で、1人店番をしています。かなり暇な時間を持て余しているので、何かしら日記のようなもので、時間つぶしにならないだろうかと書き始めてみました。 もちろん店内の掃除や、在庫確認など、雑用のような業務はありますが、そのような雑務は、朝、8時に出勤すると、10分程度で完了してしまいます。 在庫確認は、前日に1冊も売れていないのですから、本棚の目視程度で良いと店主に言われています。このような平和な毎日が、永遠と続く日々に、良いバイトであるのかないのか・・・、私には、思考回路さえも「暇」という平和な日常に占領されてしまいました。最寄駅の商店街の中にある店舗なのですが、最近は皆さん、全く「本」に興味がないのでしょうか? お店の前のワゴンに積まれた「ご自由にお持ち下さい」と書かれた、無料の古本の山々にも立ち止まる人がいません。 店の奥のレジから、店内の入り口のガラス扉を開けっぱなしにしておくと、商店街の賑わいが聞こえてきます。 平日の商店街は、本当に平和そのものです。そんな喧騒を聞きながら、お昼の玄米おにぎりでも、食べようかとバッグを取りに、バックヤードに行って戻ってくると、1人の黒い帽子に黒いコートのおじさんが、店内で立ち読みをしていました。こちらからは、おじさんの顔は見えないのですが、黒いコートがマントのようにも見えるので、メルヘンチックな魔法の国から魔法使いが登場したようにも感じました。本は自由に立ち読みできるので、半日、立ち読みしたり、午前中に立ち読みして、商店街で昼食を取り、午後にまた立ち読みに戻ってくるような人達も時々います。 店内に客人がいても、お昼御飯は好きな時に休憩を取って構わないと、店主から許しを頂いているので、玄米に梅干しと塩をふったのみのおにぎりをバッグから出し、今朝、コンビニで買ってきた味噌汁のインスタントカップにお湯を入れようと、バックヤードに行き戻ってきたら、先ほどの黒マントのおじさんがいなくなっていました。万引きはほとんどないよ、と店主から聞いてはいましたが、気になったので、店内を見回し高価な本の棚を厳重にチェックしてみました。高価な書籍は全て無事でした。 店内は無事でしたので、店の奥のレジに戻ろうとした時、先ほど黒マントのおじさんが居た付近に、いつもはみかけない物体をみつけました。紙袋に入ったギフトのようなものです。紙袋の中にメモ紙が入っていたので取りだしてみると、今日の日付と贈り物のハムという文字が書かれていました。 この包装紙の中身は、贈り物のハムなのかなぁと、少し、包みを揺すってみましたが、何の感触もありません。重さにしても大きさから判断しても、包装紙の中身は「贈り物のハム」のようにも感じますが、残念ながら透視能力がないので伺いしれません。 駅まで行って切符でも買おうとしたら、荷物がない事に気づいたおじさんが、きっと戻ってくるであろうと思い、店の外に出て先ほどの黒マントの人物が見つからないであろうか、駅の方法をしばらくみつめていました。ベビーカーを押しながらツバの広い帽子を被ったお母さんと赤ちゃんや、何を買うのもなく商店街をうろついている高齢のお爺さん、お婆さんばかりが、商店街のアーケード下を行きかうばかりです。 先ほどのような黒マントは目立つはずなので戻ってきたらすぐわかるのですが・・・、見当たりません。 10分ほど店先で、駅の方向をながめながら待っていましたが、一向に黒マントのおじさんが現れないので、レジに戻ってお昼を頂く事にしました。